こんにちはぶらうにー♪(@uniika_8256)です。
思春期のお子さんを持つママの中には、反抗期に突入した子供とどうやって向き合っていったらいいのか悩んでいる方もいると思います。先輩ママたちはどうやって攻略したのでしょうか・・・。
ぶらうにー♪ちゃんちの末娘ちゃん、最近態度がつれないね。どうしたの?
それはね、『反抗期』てやつだよ。大人になるために成長してるってことだけど、けっこうたいへんなのよね。
反抗期とは
人の成長において、反抗期と言われるものは2種類あります。幼児期と思春期です。幼児期のものは「第一反抗期」思春期のものは「第二反抗期」といいます。
第一反抗期はだいたい2〜3歳くらいに訪れるもので、なにか言われるごとに「イヤイヤ」ばかり繰り返します。
順調に成長してるからこそあるものなのですが、毎日それに付き合うママは疲れてしまいますね。
第二反抗期は思春期に訪れるもので、だいたい男の子だと中学生になるころ、女の子だと小学校高学年から突入します。
今日は第二反抗期のほうにスポットをあてて考えていきたいと思います。
なぜ思春期に反抗期はあるの?
思春期は、体も心も大人になるために急速に成長していきます。また、今までのんびりとしたカリキュラムで過ごせていた小学校から少し規律や規則の厳しい中学校へと進学します。
授業内容が複雑になったり部活動が始まったりしてなれない環境に適応していかなくてはなりません。
その上、筋肉や骨も一気に成長するためいつもどこか痛いなどの症状が現れたり、運動部に所属しているのに思うように運動ができなかったりすることもあります。
そんな様々なものの大幅な変化に適応していかなくてはいけない思春期の子供はストレスを感じています。
そのようなストレスと心と体の成長によって自分の心や体を自分で制御しきれないようなジレンマと日々闘っているのです。
今は親になっているパパやママも、思春期のことを思い出すと、「あの頃なんであんなにいろんなことにイライラしてたのかな・・・」と思うことでしょう。
反抗するのは親にだけではない
思春期の子供が反抗するのは親にだけではありません。
先生や友達にも冷たい態度を取ることがあります。
先生に向かって反抗的な態度を取ったら注意されるでしょうが、友達に対してもいつも反抗的な態度を取っていては、今まで仲良くしていた子との中もこじれてしまうこともあります。
この辺りはお互い様な部分もありますが学校で嫌がらせしたのしないのの問題に発展することもあります。
頭に思ったことをなんでもかんでも言わないようにすることとか、事実本当にそうでも相手の気持ちを思いやって言わないほうがいいこともあるということを子供には教えていかなくてはなりません。
母親が一番反抗しやすい
子供と一番長い時間接しているのは、大体において母親だと思います。
小さいときからつらいことや悲しいことがあったときにいつも優しく受け止めてくれる母親の存在は、思春期の子供にとっても大切なものであり強い味方であることは変わりありません。
心のどこかで「お母さんなら、きっとどんな自分でも受け止めてくれる」という気持ちがあり、つい日々のイライラを発散するため反抗的な態度を取ってしまいます。つまりは八つ当たりなのです。
逆に、親が耐えかねて反抗期の子供を突き放してしまうと子供の心はとても傷つきます。
自分は親に愛されていないのではないか?と悩んでしまったりします。
どんなに冷たい態度を取ってしまっても、親には自分の存在を肯定してもらいたいし愛されたいと思っているのです。
突き放すのではなく見守る
思春期の子供は、親に向かって「うるさい」だの「うざい」だのという言葉はよく口にします。
「勉強しなさい」「ご飯食べなさい」「もう寝なさい」などの声掛けをすると、「今やろうと思ってたのに、言われるとやる気なくす」なんて返事が返ってきます。
うちの子供たち3人ももれなくそうでしたので、世間一般で考えてもよくあることなのだろうと思います。
考え方を変えてみましょう。
何かをやることを促すたびに反抗的な言葉が返ってきますので、いちいち真剣に受け止めていると母親の神経もすり減ってしまいます。
私も途中から、「○○しなさい」というのはやめて、自主性に任せることにしました。
ただし、子供の方から話しかけてきたときは話を最後までちゃんと聞き「私はあなたを信じていますし、いつでもあなたの味方です。」というオーラは出しておきます。
褒めるべきところはおおげさに褒めていきましょう。
生意気な態度をされたときは適度にスルーするスキルを磨くことで、のれんに腕押し状態を保ちましょう。
話の内容はちゃんと聞きつつ、生意気な態度はスルーです。いちいち応戦していてはコチラの身が持ちません。
うるさいことは言わないけれど自分のことにはちゃんと関心を持っていて、いつも見守っていてくれると認識すれば子供の心は落ち着いていきます。
高校生になる頃には心も体も大人に近づき、反抗的な態度を取ることも減っていきます。
中3の受験期などはストレスに加えて不安な気持ちもプラスされますから、ますますどう付き合っていっていいのかわからないことも多々ありますが、ゆったりとした心で見守っていきたいですね。
母親もストレス解消しよう
毎日毎日反抗する子供と付き合っている母親の方もストレスがたまります。
さらに受験期などは『うちの子ちゃんと志望校に合格できるかしら?』という不安もあります。
母親自身も、自分の好きなことを楽しんでストレスを発散していきましょう。
フルタイムで働いている方には難しいかもしれませんが、子供が学校へ行っている間に美味しいものを食べるとか、好きな映画を見るとか、カフェで読書するとか・・・
平日が無理なら、土日に子供が部活などででかけている間に、自分の自由時間を満喫しましょう。
心にゆとりがないと、子供の前で笑顔のお母さんではいらられませんから。
子供のことを心配に思う気持ちもわかりますが、お母さんもがんばりすぎてはいけないのです。
終わりに
思春期でも反抗期が全く無い(または表に出さない)という子供もいますので、思春期であるから絶対に反抗期があるかといえばそうでもありません。ない子もいます。
今回、思春期の反抗期についてお話してきましたが、「こうすれば絶対に解決する!」という方法がないのがつらいところです。
大切なのはそれぞれのお子さんにあった対応をすること、母親のほうがストレスを感じすぎないようにすることです。
思春期から大人へ成長はもう一息で終わりです。終わってみればあっという間です。
親にとっても子供にとってもつらい時期ですが、うまいこと真正面からぶつかり合わないように、のれんに腕押しで乗り切りましょう。
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